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- 2021.08.05 Thursday
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おはようございます。4月28日、土曜日です。
本日の福岡は晴れ。気温は摂氏17度。体感気温は摂氏19度です。
予想最高気温は摂氏23度と、過ごしやすい週末土曜日となりそうです。
本日の診療が終わればひろた歯科医院は5月6日の日曜日までお休みです。
5月1日(火)と5月2日(水)が休診となります。
何かとご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
さて、地球を支配しているといっても過言でない細菌多が、
種を保存するために選んだのが昆虫なのですが、
その昆虫が僅か5年で細菌との共存を可能にしたそうです。
(以下引用)
「雄殺し」の細菌に感染しているクサカゲロウ集団は、5年で劣勢を挽回した
生物の進化というのは、すごいものだ。たとえば、毒のある虫や木の葉などに昆虫が自分を似せる「擬態(ぎたい)」。「なにもあれほど精緻に似せなくても……」と思うほど、そっくりの姿に進化している。そして、雄殺しの細菌に集団感染しているクサカゲロウも、5年を待たずに、その細菌を無力化するように進化していたことが確認されたのだという。
このクサカゲロウの進化を見つけたのは、琉球大学の林正幸(はやし まさゆき)日本学術振興会特別研究員らの研究グループだ。カオマダラクサカゲロウという昆虫は、その多くに「雄殺し」の細菌が感染している。そのため、雄は生まれてもすぐに死んでしまう。この細菌は雌から子に伝染していくので、細菌が勢力を広げるためには雄は不要だ。むしろ雄カゲロウはできるだけ少ないほうが、雌のえさも増えて有利だ。
林さんらが2011年に千葉県松戸市にある千葉大学松戸キャンパスでカオマダラクサカゲロウを採集したところ、雌が57匹だったのに対し雄は7匹で、雄はわずかに11%。圧倒的に雌が多かった。捕獲した雌に卵を産ませ、成虫にまで育った子の雌雄の割合をみると、観察した25匹の雌親のうち21匹からは、雌しか育たなかった。ところが、雌を抗生物質で除菌すると、雄も育った。つまり、この雌雄のアンバランスは、たしかに「雄殺し」細菌のせいだったのだ。
林さんらは、それから5年後の2016年に、また同じキャンパスでカオマダラクサカゲロウを採集した。すると、捕獲した129匹のうち雄は49匹で、全体の38%。雄の割合はこの5年のうちに大幅に増えていた。それは、なぜか。クサカゲロウが「雄殺し」の細菌に対する抵抗力を獲得したのか。あるいは、この5年のうちに細菌が弱くなったのか。そこで、2016年に捕獲した雌に、2011年に捕まえてから実験室で飼育してきた雄を交配させたところ、その子孫に雄はほとんど育たなかった。つまり、2016年の時点でも細菌は雄殺しの能力を保っていたが、クサカゲロウの側が、細菌に対する抵抗力を集団として遺伝的に身につけたという結果だ。
この結果について林さんは、「2011年の時点でも、細菌に感染した雌から雌雄が半々で生まれたケースが、ごく少数だがあった。ということは、このときすでに、細菌に抵抗力をもったクサカゲロウはいたのかもしれない。これが、2016年にはかなり広まっていたのではないか」と説明する。
生存をかけたこのような細菌と昆虫の戦いは、自然界のあちこちで繰り広げられているのかもしれないが、時を隔てた二つの時点で、昆虫が劣勢を挽回したことがきちんと確認されたのは、これが2例目。過去には、サモア諸島のリュウキュウムラサキというチョウで確かめられただけだという。こうした研究が、進化という生命現象の激しさと神秘を目の当たりにさせてくれる。
(引用ここまで)
ゲナです。
昆虫と細菌はともに多種多様で個体数も多く、
地球を支配しているといっても過言ではありません。
そんな2種の繰り広げられているサバイバル。
引用した記事ではクサカゲロウが雄殺し細菌に対し抵抗力を持ったとの事。
雄殺し細菌はいきのこりをかけ今後どのように進化するのか気になりますね。
まあ、細菌が共存できると判断すれば宿主を殺す事はないでしょう。
やっぱ自然科学って奥が深い!まだまだ知らないことだらけです。
今後どのようなことが明らかになるか楽しみです!
では、みなさま良い週末をお過ごしください。
僕は大型連休中、酔い酒沫を過ごします!!
休診のお知らせ
5月1日(火曜日)と5月2日(水曜日)は
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おはようございます。4月27日、金曜日です。
本日の福岡は晴れ。気温は摂氏20度。体感気温は摂氏22度となっています。
明日からお休みの方も居られると思います。
そうです!ゴールデンウイークが始まるのです。
ひろた歯科医院は4月29日(日)から5月6日(日)まで、休診。
5月1日と2日の火曜日、水曜日が休診となります。
気になる天気ですが、五月に入り不安定な空模様となりそうです。
2日と3日が雨になるとの予報です。
遠出しようかと考えていましたが、まぁ、博多どんたく港まつりは雨の日が多く、
今年も雨となりそうですね。
さて、天気も気になるGWですが、もう一つ懸念されていることがあります。
そうです。沖縄で流行している『はしか(麻疹)』の感染拡大が懸念されているのです。
(以下引用)
2018/04/26 18:34 ウェザーニュース
沖縄県で台湾からの旅行者にはしか(麻疹)が確認されたのは3月20日。
以降、感染が拡大して4月25日までに県内で71人に上っています。
一方、4月11日には沖縄に行った名古屋市の男性がはしかと診断され、愛知県でも8人の感染者が確認されました(4月25日現在)。移動が多くなるゴールデンウィークによって、大流行も懸念されています。
はしかの感染を防ぐ決め手は「麻疹ワクチン」。
あなたはこれまで何回接種しましたか?
2015年にはしかは「排除状態」と認定
2015年、WHO(世界保健機関)は日本をはしかの「排除状態」にあると認定しました。海外から持ち込まれたウイルスによる輸入感染はありましたが、日本に土着するウイルスによる感染が3年間確認されなかったからです。
今回も台湾人旅行者による輸入感染ですが、春から初夏に流行することが多く、すでに2次感染、3次感染が疑われる例も出現、しかも民族大移動のゴールデンウィークが重なって大流行が懸念されているのです。
麻疹ワクチンの効果
1960年代までの日本ははしかが大流行していましたが、2015年にWHOが「排除状態」と認定するに至ったのは、「麻疹ワクチン」が絶大な効果を果たしたからだと横浜相原病院(神奈川県横浜市)の吉田院長が語ります。
「1966年に『麻疹ワクチン』が導入されましたが、任意接種だったので普及しませんでした。78年からは生後12〜72ヵ月の小児を対象に定められた期間内で受けるよう定期接種化されたため、90年代には感染者が減少。ときおり流行がありましたが、2006年にワクチンを2回接種するようになって激減し、『排除状態』と認定されたのです」
すれ違っただけで感染することも
「はしかの感染力は極めて強く、すれ違っただけで、あるいは同じ飛行機に乗り合わせただけでも感染すると言われるほど。マスクでも感染は防げません」(吉田院長)
ウイルスに感染すると、次のような経過をたどります。7〜14日の潜伏期を経て38℃前後の風邪症状(発熱、倦怠感、上気道炎症状)が2〜4日続き、いったん解熱した後、再び39〜40℃の高熱が出て、身体中に発疹が出現します。発疹は3日ほどすると退色し、やがて皮がむけるように取れて回復に向かいます。
はしかの特効薬はなく、症状に応じて解熱剤や鎮咳去痰薬などを使う対症療法を行います。発症者の3割が肺炎や気管支炎、中耳炎などの合併症を併発するので、その際は抗菌薬を投与します。残念ながらウイルス性脳炎や細菌性肺炎で亡くなる人もいます。
28〜40歳前後はリスクが高い?
「はしかの唯一の予防策は、ワクチン接種とされています。しかし、接種しても3〜5%の人は免疫ができないというデータがあり、2006年から2回接種することにした経緯があります」(吉田院長)
その矢先、2007年春に全国の大学や高校で麻疹が流行し、休校が相次ぎました。感染したのはワクチン接種1回世代。そこで2008年から、1990年4月2日以後に生まれた人を対象に2回目を接種しましたが、1990年4月1日以前に生まれた人は取り残されました。
「現在、28〜40歳前後の世代は、ワクチン1回接種なので、リスクが高いといえます。なお、40歳を超える世代はワクチンを接種していませんが、はしか大流行期に幼少期を過ごしているため、大半は免疫を持っていると考えられます」(吉田院長)
大人も「麻疹ワクチン」接種は有効
ワクチン1回接種世代はもちろん、2回接種世代も免疫が十分でない可能性があります。心配なら、医療機関で「麻疹抗体検査」を受けると免疫の有無がわかります。もし検査で免疫が十分でなければ、大人になってもワクチンは有効なので、ワクチンを接種すれば免疫を獲得できます。
ワクチンの在庫の有無、接種してから免疫を獲得するまでの日数などは、各医療機関に問い合わせてください。
健康保険は適用されないので全額自費になりますが、抗体検査が2500〜4000円前後、ワクチン接種が5000〜6000円前後。はしかを大流行させないために抗体検査を受けてみてはいかがでしょうか。
(引用ここまで)
ゲナです。
ワクチン接種はウイルス感染予防対策として効果を発揮します。
ネットではワクチン接種に否定的な意見が散見されます。
彼等が言うように免疫力を食で高めることで、ワクチン接種など必要ないというのも理解できますが、食で免疫力を向上させるには時間が必要であり、感染者が増加している状況だと、間に合わないのです。
常日頃から食を考え行動することはもっとも重要なことで、至極当たり前のことですが、感染予防対策としてのワクチン接種はそれを補うのです。
はしか(麻疹)ウイルスの標的はリンパ組織なので、一過性に免疫力を低下させ、体内に存在する細菌の活動が活発となり、細菌の2次感染による合併症を誘発します。
よって感染を防ぐために免疫力を高めていたとしても、一過性に免疫力が低下するので、やはりワクチン接種が感染予防対策としては重要となってくるのです。
引用した記事にあるように、ワクチン接種してもウイルスに抵抗する力(抗体産生)を獲得できないヒトも少なからず居られます。その数字は3〜5%です。
100人ワクチン接種を受け、そのうち5人がウイルス抵抗力を獲得できないのです。よって2回摂取が推奨されたのです。
ヒトの行き来が活発になる大型連休。
外出先から帰宅したら顔を洗い、手洗いと嗽を心掛け、
しっかり食べて休養しましょう。
では、本日も笑顔で朗らかに過ごしていきましょう!
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こんにちは。4月26日、木曜日です。
本日の福岡は晴れ。ていたのですが、雲が出始めました。
木曜日の午前中は微生物学の講義で鳥栖まで出かけるのですが、
朝方は綺麗な青空が拡がり、最高のドライブ日和でした。
が、午後は青空は雲に覆われてしまいました。
現在(午後3時過ぎ)の気温は摂氏18度。体感気温も摂氏18度となっています。
今週末からスタートするGWの天候ですが、週末土日は晴れるとの予報です。
あっ!ちなみにひろた歯科医院は
4月29日(日)から5月6日(日)まで休診となります。
5月1日と2日が休診です。
久しぶりの長期休暇。ゆっくり過ごさせていただきます。
さて、未だその機能が解明されていない遺伝子のもつれ『i-motif』が
生きたヒト細胞内で初めて確認されたそうです。
(以下引用)
生きたヒト細胞内で初めてDNAの結び目構造「i-motif」が確認される
DNAは二重らせん構造を持つことが知られていますが、結び目をもつかのような「i-motif」と呼ばれる特殊な構造があることも知られています。人の生きた細胞内でi-motifが初めて見つかったと報告されています。
I-motif DNA structures are formed in the nuclei of human cells | Nature Chemistry
https://www.nature.com/articles/s41557-018-0046-3
New form of DNA discovered inside living human cells | The Independent
BREAKING: Scientists have confirmed a new DNA structure inside human cells
DNAには二重らせん構造以外にも「i-motif」や「G-quadruplexes(グアニン四重鎖)」などの特殊な構造を持つものが知られています。一般的なDNAは、塩基のアデニン(A)とチミン(T)が、シトシン(C)とグアニン(G)が結合して二重らせんを形成するのに対して、DNAの4本鎖の「結び目」に例えられるi-motifではC同士が結合して特殊な構造を作り出すとのこと。
今回、特殊な構造である「i-motif」を持つDNAを、Garvan Institute of Medical Researchのダニエル・キリスト博士たちの研究グループが、生きたヒト細胞内で観察することに成功しました。これまでは研究室で人工的に作り出した条件の下でのみi-motif構造を観察することができていましたが、自然なヒト細胞内で観察されたのはこれが初めてだそうです。
研究者たちはヒト細胞内のi-motifを特定するために、特定の物質と結像する性質を持つ「Y型」の分子を使って小さなプローブを作りました。このプローブはi-motifのみに結合し、他の形態のDNAには結合しない特殊なものだとのこと。蛍光色素を添加したプローブを使って異なる3種類のヒト細胞を調べると、緑色の斑点が現れては消えるのが確認され、i-motifの形成と再形成が確認されました。
i-motifのような特殊な構造を持つDNAの機能については正確にはわかっていません。しかし、i-motifはDNA配列を読み込む過程やDNAを有益な物質に変化させる過程に関与していると推測する科学者もいるとのこと。ヒト細胞内にあるi-motifが見つかったことで、健康や病気に影響するDNAのメカニズムへの理解が深まるのではないかと期待されています。
(引用ここまで)
ゲナです。
専門学校でも話した内容ですが、DNAには細胞を構築させるタンパク質の情報がびっしりと書き込まれていますが、そのすべてがコピーされている訳でもありません。膨大な情報の中から、必要な部分だけがコピーされ、人体を構成する細胞を作り出しているのです。
今回引用した記事に出てくる『i-motif』ですが、その存在意義はいまだに解明はされておりません。いくつかの研究機関では、このiモチーフがタンパク質の情報を読み取る『複製反応』の速度を低下させ、誤った複製(コピー)が行われ、癌が発生するのではと考え、研究を進めているようです。
今後さらに研究が進み、癌の発生率を低下させるか癌細胞分裂を抑制することも可能となるかもしれませんね。
では、本日は午後からの診療ですが、笑顔で朗らかに過ごしていきましょう!
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こんにちは。4月25日、水曜日です。
本日の福岡は曇り。今にも雨が降りそうな空模様です。
気温摂氏14度、体感気温は摂氏13度と、肌寒い朝となりました。
昼過ぎから晴れ間が出るとの予報で、予想最高気温は摂氏18度です。
きょうは寒い1日となりそうです。
さて、日本の次期主力戦闘機として導入が始まったステルス戦闘機。
レーダーで捕捉しにくいのが売りだったのですが、
量子の世界ではそれも無意味となりそうです。
(以下引用)
特殊な形状と表面塗装によってレーダー波の反射を防ぐことで敵に存在を捕捉されにくくする「ステルス技術」は、近年の国防において非常に重要な位置を占めています。しかし、各国で研究が進められている新しいレーダー技術「量子レーダー」はそんなステルス機でさえいとも簡単に見つけてしまうことが可能になると考えられています。
Quantum radar will expose stealth aircraft
https://phys.org/news/2018-04-quantum-radar-expose-stealth-aircraft.html
対象物に電波を発射して、その反射波を測定することで対象物までの距離や方位を知ることができるレーダーは、1941年にイギリス軍によって実用化されました。その後、敵の状況を知る索敵(さくてき)のための重要な方法としてだけでなく、航空機や船舶の安全を守るためにレーダーは使われ続けています。
一方、研究が進められている量子レーダーは、距離の離れた2つの光子の間にテレパシーのような力が働いて同じ状態になる「量子エンタングルメント」と呼ばれる光の現象を利用することで、離れた場所にある物体の存在を知るというもの。対象物に向けて照射した光子が対象物によって影響を受けると、その変化が手元に残しておいた光子にも現れます。つまり、量子レーダーは信号波の反射を観測する必要がなくなるために、どんな高性能なステルス機であっても確実にその存在を知ることができるというわけです。
この研究は世界中で行われており、日本の玉川大学量子情報科学研究所では「スクイーズド光」と呼ばれる光を使うことで、霧や雨などの悪天候にも強い量子レーダーの研究が進められています。
世界に一歩先んじて開発が進む、量子情報科学研究所の「量子レーダー」研究|玉川の教育|玉川大学・玉川学園
http://www.tamagawa.jp/education/report/detail_8179.html
中国でも研究は進められており、ステルス戦闘機「F35」でさえも捕捉できる量子レーダーの研究に余念がない模様。中国に限らず、全く新しい概念による超高性能レーダーが実戦配備されることになると、軍備の在り方そのものが大きく変化することになるのは間違いありません。
日本がF35を配備しても「量子レーダー」で容易に発見・追跡可能だ=中国(2016年9月26日) - エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20160926/Searchina_20160926003.html
カナダのウォータールー大学でも量子レーダーの研究が進められています。同校のInstitute for Quantum Computing(量子コンピューティング研究所)に在籍するジョナサン・バー教授は「北極海においては、磁気嵐や太陽フレアのような宇宙の気候がレーダーの観測に大きな影響を及ぼすために対象物の認識が難しくなることがあります」「従来のレーダーから量子レーダーに移行することで、このようなノイズの問題を解消するだけでなく、捕捉されることを防ぐよう設計された対象物を認識できるようにすることが望まれています」と述べています。
しかし、量子レーダーはまだまだ研究室で再現が可能なレベルにとどまっているとのこと。バー氏は「ボタンを押すだけで、対象物を捕捉するに十分な量の『もつれ状態』にある量子を精製できるようにすることが目標です」と語っています。カナダ政府は国防省に属するAll Domain Situational Awareness (ADSA) Science & Technologyプログラムに270万カナダドル(約2億3000万円)の予算を充て、この分野の研究を進めています。
北極海を隔ててロシアと面しているアメリカとカナダは、アラスカからニューファンドランド島の地域をカバーする54基のレーダーからなる防衛システム「North Warning System」を運用しています。しかしこのレーダーは2025年に運用期限を迎える予定となっているとのこと。バー氏は「このプロジェクトは、量子レーダーを研究室レベルから実践へと進めるための技術開発を可能にするものです。私たちの国防に関する考え方が変わることになるでしょう」と述べています。
(引用ここまで)
ゲナです。
量子力学というか量子波の話をすると多くの方が眉を顰めますが、
量子力学が日常生活でも活用されているのです。
その代表的なものが『LED』です。
さらに現代社会の情報通信や高度医療機器もこの量子力学が基になっています。
講談社から出版されている『佐藤文隆先生の量子論』(BLUE BACKS)では、
量子力学の概念(?)を『傍観者(observer)』と『参加者(participator)』に分けて解説なさっています。
(僕は何回読んでも難解でした・・・・)
ご興味ある方はお手に取ってお読みくださいませ。
佐藤先生も書かれていますが、客観的であるべき自然科学の内容を人間の側で決めてしまうとそこから脱出できなくなってしまいます。これが定説だ!と決めつけているのです。
そこから少しでも外れてしまうと『エビデンスがない』などの評価を受け、邪魔者扱いされてしまいます。本当はエビデンスがあるのですが、研究機関のランクが低いや企業からお金もらって研究したからそうなるのが当たり前と、これまた決めてかかってくるので大変です。
さて、引用した記事にあるように、『量子』を使えば、見えなかった部分に光を当てる事が可能となります。中国でも盛んに研究が進められており、海中でも量子波での情報通信に成功したと報じられていました。
日本では、大学での軍事に繋がる研究はしない、させない!との意向で、研究がなかなか先に進まなず、世界から遅れております。軍事研究の結果、私達の日常生活が快適になっていいることには目隠しし、感情論・思想論だけで論じてもらいたくないですね。
さ、やわらか頭にして本日も自然科学と戯れ、笑顔で朗らかに過ごしていきましょう!
佐藤先生の本は→
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本日の福岡は雨。大粒の雨が降っています。
気温摂氏18度、体感気温は摂氏13度となりました。
昨日と比べ気温が下がり、肌寒い1日となりそうです。
明日はきょうよりさらに気温が下がるとの予報です。
今夜は暖かくして横になりましょう。
さて、環境問題としてよく取り上げられる『プラスチック』を分解する酵素が
注目を集めています。
(以下引用)
2018.04.20 21:00
プラスチック。合成樹脂とも呼ばれ、今の私たちの生活に幅広く使われている。ぐるりと周りを見回してみてほしい。我々の周りに、一体どれだけプラスチックで作られた製品が溢れているか、改めて気づかされるのではないだろうか。それほどに、プラスチックは我々の生活に深く結びついている。
しかしその利便性とは裏腹に、環境汚染の原因としてもよく知られている。地中に埋まったプラスチックは自然に還らず(正確には、とてつもない年月をかければ土に還る)、燃やすと二酸化炭素が発生し、大気汚染を引き起こすのだ。
そんな問題の解決策になるかもしれない大きな発見があった。なんとプラスチックを効率的に食べる酵素が偶然発見されたという。科学者たちは近年新たに発見され、ポリエチレンテレフタラート(PET)と呼ばれるプラスチックを分解する、PETaseと呼ばれる酵素を詳しく調べていたところ、その過程においてPETaseの突然変異体を発見。この新たな酵素はプラスチックをより効率的に分解することができるとのこと。
この新たに発見された酵素自体の分解能力はまだそれほど大きな発見ではないものの、「突然変異により分解能力が飛躍的に向上する可能性」が世紀の発見として、様々なメディアで話題となっている。今回の発見をしたイギリスのポーツマス大学のJohn McGeehan教授は「偶然は基礎科学においてしばしば大きな役割を果たす。そして今回の我々の発見も例外ではない」と語っている。
PETaseは、元々2016年に日本のペットボトルリサイクル用土壌から発見されたもの。科学者たちは、この酵素の元来の働きは、植物のロウのようなコーティングを分解するためだったとみている。
PETaseも今回新たに発見された酵素も、実用に足るほどの早さでプラスチックを分解することはまだできない。しかし今後研究が進み、より早くプラスチックを分解できる酵素が発見されれば、我々の直面している環境問題解決への大きな一歩となることは間違いないだろう。
(引用ここまで)
ゲナです。
海洋ゴミとして沿岸や砂浜に打ち上げられるペットボトルなどのプラスチックゴミが社会問題となり、その対策に世界中の科学者が日夜研究に取り組んでおります。
引用した記事にあるように、偶然発見された新たな酵素により、より効果的に更に自然に近い形で、プラスチック分解が可能になるとの事。
日本の土壌で発見された酵素が今後世界中のプラスチックごみ対策に生かされるかもですね。
では、本日も今週も笑顔で朗らかに過ごしていきましょう!
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