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- 2021.08.05 Thursday
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毎朝、通勤するだけで疲れてしまうという方も多いのではないだろうか。
しかしそんな人々に、さらなる追い討ちをかける調査結果が発表された。
それは通勤に20分以上かかる人は、慢性的なストレス状態に陥りやすいというものだ。
通勤に20分かかると心も体も疲弊
この調査を行ったのは、カナダのモンテリアル大学の研究チーム。
彼らはケベック州内の企業に勤める、17歳から63歳までの会社員、
1942人に対して聞き取りを行った。
その結果、車やバス、電車などで通勤時間が20分かかる場合、
慢性的なストレスに陥り、肉体的にも感情的にも疲弊していることが分かった。
さらに35分かかる場合は、悲観的な感情さえ抱くようになっているという。
最もストレスを感じるのは車通勤
また、さまざまな交通手段の中で、最もストレスの多いのが、車通勤であることも判明。
特に規模の大きな都市に住むドライバーほど、症状は重いとされる。
ただその中でも、田舎や郊外に向かって通勤している人は、さほどストレスは感じていないそうだ。
車の運転が負担を感じさせる理由については明らかになっていないが、
研究者らは渋滞など自らコントロールできない状況に巻き込まれることが、
原因ではないかと見ている。
通勤での不測の事態で仕事の能率が低下
さらに近年増大する交通量の影響により、
郊外での自転車通勤でも安全が確保されていない場合、
自転車専用道路などが整備された都市に比べ、心に負担がかかるという。
しかもバスや地下鉄など公共の交通機関を利用している人でさえ、
電車の遅延など予測できない事態に陥った場合、ストレスを感じ、
仕事の能率が落ちることが明らかになった。
出典元:You're driving yourself to burnout, literally- UdeM Nouvelles(5/26)
(引用ここまで)
先日、ある管理職の方から「4月に入社した新人の態度を見ているとイライラしてしかたがない」という悩みをお聞きした。
世間一般によくある悩みだが、切実な悩みでもある。そして、続けてこう言う。
「イライラしていると仕事がはかどらないんですよね。新人の態度が原因でそんな状態になっている自分も情けないんですが・・・」
この言葉は仕事のパフォーマンスと感情との関係を考えるうえで、大切なことを物語っている。
仕事がはかどらない――。
はかどらない原因は自分の中にある
その真の原因は新人の態度ではなく、新人の態度に反応して心の中を暴れ回った「感情」にある。
仕事をするうえでは、目を通した書類の内容や打ち合わせで聞いた内容など、仕事に関する様々なことを一時的に記憶しなければならないが、こういった記憶を作業記憶という。
人間の脳は感情的なストレスを受けると作業記憶が妨げられるため、正常な思考をすることが困難になる。そのため、イライラすると仕事がはかどらないという状況に陥ってしまう。
ミスをして動揺した。 時間的な余裕がなくて焦った。 大勢の前で緊張してガチガチになった。
こういった場合、「頭が真っ白になる」という状況に陥りがちだが、これも感情的なストレスによって作業記憶が妨げられたことによるものと考えられる。このような感情的なストレスを受けると、仕事のパフォーマンスは著しく下がる。
経営者や管理職の方のご相談を受けていると、仕事のパフォーマンスが感情によって左右されてしまうといった悩みをよく聞く。
自らの感情とどうつき合うかということは、仕事のパフォーマンスを大きく左右する。そして、立場が上であるほど、自らの感情とのつき合い方が組織のパフォーマンスに与える影響も大きくなる。
「感情とうまくつき合う」
丹田に意識を置け
これは人間の永遠のテーマなのかもしれない。
一朝一夕にできることではないが、しかし少しずつ上達していける。
この上達を促すうえで大きな効果を発揮する方法がある。
それは丹田に意識を置くということである。
丹田とはへそから下に10センチ、そこからさらに腹の内部に10センチ入ったあたりを言う。
丹田に意識を置く習慣ができると、ずいぶんと感情とのつき合い方が変わる。
何かに怒りを感じることを「頭にくる」と言う。
パニックになって我を忘れることを「頭に血がのぼる」と言う。
人前で緊張して固くなることを「あがる」と言う。
いずれも意識が体の上部に上がった状態を指す言葉である。
何かに怒りを感じた時、どこに意識があるかを感じてみてほしい。
多くの場合、頭の周辺に感じるのではないかと思う。
一方、冷静で落ち着いた状態を「腹が据わる」と言う。
これは意識が丹田のあたりに置かれている状態を指す言葉である。
怒りを感じた際、意識を丹田に下げてみてほしい。
意識を丹田に置くと、その前に比べて気持ちが落ち着いているのを感じられるのではないかと思う。
もちろん個人差はあると思うが、丹田はネガティブな感情やモヤモヤした思考を吸い込み、心を落ち着かせる力を持っているように感じる。
江戸時代の儒学者である貝原益軒は著書「養生訓」の中でこう述べている。
術者の秘訣
「丹田には生命の根本が集中している。気を養う術は、腰を正しく据え、気を丹田に集め、呼吸を静めて荒くせず、事にあたっては胸中からしばしば軽く気を吐きだして、胸中に気を集めないで、丹田に気を集めるとよい」
「こうすれば気はのぼらないし、胸騒がずして、身体に力がみなぎる。位の高い人にものを言うときも、大事の変に臨んで多忙なときも、このようにするがよい」
「やむを得ず人と是非を論じるときも、怒り過ぎて気を損じたり、気が浮くようなことにもならず、間違いは生じない。芸術家が芸術に励み、武家が武術に励んで敵と戦うときにも、皆こうした心がけを主とするがよい」
「(中略)これは邪念を去って心を静かにする工夫であって、術者の秘訣といえるものであろう」
武士は戦いの場において、恐怖で体が固まる、怒りで我を忘れる、パニックになる、といった感情に振り回された状態に陥ると、即、命を落とすことにつながる。
そのため、武術の訓練にあたっては感情の制御は重視された。
この武術の基本とされているのが丹田に意識を置くということである。
前回の記事「仕事も運動も成績をぐんぐん伸ばす「上虚下実」状態」でもご紹介したが、
「上虚下実(じょうきょかじつ)」という武道の言葉がある。
これは上半身の力が抜け、下半身でしっかり踏ん張っている状態を表す。
下半身に意識を置いて安定させ、上半身の力が抜けてくると腰に重心が置かれるようになる。
上虚下実の状態になると、雑念が消え、思考はシンプルかつクリアに研ぎ澄まされていき、心身ともにリラックスした状態になる。
人間はこの上虚下実の状態になると高いパフォーマンスを発揮することができると言われている。
上虚下実状態を維持する
この上虚下実の状態を維持するうえでも、意識を丹田に置くことが重要と言われる。
うまく丹田に意識を置けるようになると、自然と上半身の力が抜け、
上虚下実の状態になりやすくなる。
体の状態と感情の状態はつながっている。
緊張や怒り、焦り、恐れ、不安といった感情に振り回されていると、
自ずと体に力が入り、こわばった状態になる。
そのため、上虚下実の状態を維持し、体のこわばった状態を開放すると、
ネガティブな感情からも解放されやすくなる。
こういった意味でも丹田に意識を置くことは、
感情とうまく付き合う上では重要な要素となる。
ネガティブな感情に悩まされる経営者や管理職の方に
この丹田に意識を置くという考え方をお伝えしてきたが、
個人差はあるものの概ね効果が出ている。即効性があったという方も少なくない。
数年前、とある新進気鋭の経営者の方が冗談まじりにこんなことを言っていた。
「やりたい仕事がたくさんあって時間がないので、何かに腹を立てている暇もないんですよ」
何かに腹を立ててイライラしていると仕事のパフォーマンスが落ち、
余計な時間を取られるということを感覚的に感じ取っていらっしゃったのだろう。
「何かに腹を立てていられるのは暇な証拠だ」とも取れるこの言葉は実に面白い。
やりたい仕事をやるための時間を確保するために、
感情とのつき合い方を変えたその姿勢には並々ならぬ情熱が感じられる。
自らの感情とうまくつき合う――。
決して簡単なことではないが、
このことについて意識的に取り組んだ人生と取り組まなかった人生では、
仕事のパフォーマンスに大きな差が生じるのみならず、
人生の展開にも大きな差が生じるのは言うまでもないだろう。
ところが、内臓の病気や感染症など一刻を争う病気がない、
原因がはっきりしない「非特異的腰痛」、つまりおおかたの「腰痛持ち」の場合、
「レントゲンやMRIなどの画像検査を行うこと」「安静にすること」、
そのいずれも「腰痛を悪化させることはあっても、
改善には役立たない」という衝撃的な事実が判明した。
そんなことを聞いても、「わたしの腰痛は、そのような気のせいのレベルとはちがう。
椎間板ヘルニア(あるいは椎間板変性)だから、腰痛症なんかと同じレベルでは話せない。
手術しないと治らない」と思っている人もいるだろう。
だが調査によれば、
腰痛を感じていない人の76%に椎間板ヘルニアが、
85%に椎間板変性があり、
椎間板ヘルニアでも椎間板変性でも、それが腰痛につながるとは限らないという。
つまり腰痛で苦しんでいても、それらの病気が原因の場合もあれば、そうではない場合もある。
そして、病気が原因ではない場合は、手術をしてもなんの効果もない可能性が高い。
そもそも手術をせずに経過観察だけの診療をしてみると、
9割のケースで椎間板ヘルニアは自然に治る。
従って、現在、腰痛の専門医は、腰椎間板ヘルニアでも手術をあまり勧めないようになっている。
しかし、こういった衝撃の事実が判明したのは、
ほんのここ数年のことであるため、腰痛を専門としない医師には、
いまだに安静を絶対とする医師が少なからずいるし、
専門書を読んでも安静をすすめるケースが多い。
海外で以下のような調査が行われている。
急性腰痛の患者を、「2日間、トイレ以外はベッド上で安静」にしているよう指示したグループ、
理学療法士が指導して「身体を前・横・後ろの各方向に10回1セットで動かす運動」を行った
グループ、「なるべく普段の活動をする」よう指導したグループの3つに分けて追跡調査をした。
その後、腰痛の持続期間や程度、欠勤日数、仕事への支障のていどなどを比較したところ、
明らかに「なるべく普段の活動をする」グループが最も良く、
次に理学療法士が指導したグループで、
安静にしたグループが一番悪い結果だった。
また、日本でぎっくり腰を起こした人に対して行われた調査では、
「腰痛が治るまでできるだけ安静を保つように指導された人」と、
「動ける範囲内で活動するよう助言された人」の、
翌年の再発率を調べたところ
、安静を指導された人のほうが、動ける範囲内で活動を指導された人の3倍も、ぎっくり腰を起こしていたのである。
安静が腰痛によくない理由はいくつか考えられる。
椎間板の中央にあって、ぎっくり腰の際にずれて神経に触ることが多い髄核(ずいかく)は、
運動すれば自然に元の位置に戻るのに対して、安静にするとずれたままになりがちだ。
また安静にする必要があると考えた人は、「安静にしないと悪化する」と、
動くことへの恐怖を抱き、腰痛に対して過敏になってしまう。その結果、ストレス性腰痛を招く。
現在はベッドでの安静は最大2日までで、
動けるなら初日からどんどん動ける範囲で動いたほうがいいとされている。
2009年に世界的な権威があるイギリスの医学誌「Lancet」に掲載された論文によれば
「画像検査を行った場合と、行わなかった場合とを比較すると、どちらも治療結果は変わらない」という。
椎間板ヘルニアや椎間板変性は痛みを引き起こすこともあるが、
痛みを招かないケースも多いという事実が判明した現在、
がんなどの重篤な病気が疑われるようなケース以外、
つまり非特異的腰痛と考えられる場合には、画像診断をすべきではない、
というのが現在の腰痛専門医の間の結論だ。
「念のために画像検査をしたほうがより良いんじゃないの? 検査しただけで悪くはならないだろう?」と思うかもしれない。しかし画像検査をして、ヘルニアなどが発見され、それが実は痛みには関係ないかもしれないのに「ヘルニアがあります」とか「椎間板が減っていますね」などと画像を見ながら医師から聞いた患者はどうなるか? 当然、それが痛みの原因だと考える。椎間板に異常があるから「これからも痛みが続くだろう」とか「これ以上傷めないように安静にしなければ......」と考えてしまう。その結果、痛みをストレスに感じてストレス性腰痛を起こすし、安静にした結果、腰痛を悪化させてしまう。
腰痛になったときに温めるべきか、冷やすべきか、しばしば議論になる。
炎症があり、じっとしていてもズキズキするような急性期は冷やし、
炎症が引いたら温めるという説がこれまでは強かった。
しかし、さまざまな試験では冷やしてよくなったと断言できる結果は出なかった。
急性腰痛に関しては、温めるほうは良い結果が多く、
さらに温めて運動も行うと、
温めただけ、運動しただけよりもさらに良い効果が得られることが判明した。
一方、慢性腰痛に関しては温めて良くなるかどうかははっきりしていない。
牽引の効果に関してもいまひとつの結果だ。
坐骨神経痛を伴う腰痛に関しては効果があるとする試験結果もあるが、
それ以外に関しては効果がほぼないという結果に。
コルセットは痛みを改善する効果はないが急性期の機能改善には有用だ。
慢性腰痛に関しては効果が見られず、コルセットは腰が不安定な状態のときには役立つが、
長くつけたままにすると、筋肉を甘やかし、かえって腰痛を招く危険が高い。
コルセットはあくまで、うかつな動きをすると強い痛みが走るような状態のときだけと考えたほうがいい。腰痛を恐れて年中コルセットをしているのは腰痛対策としてはむしろ悪いことである。
マッサージ等の効果もはっきりと良いという結果は少なく、一方、悪化させるケースは多い。
下手なマッサージは避けたほうが安全だ。
(引用ここまで)
そもそも腰に負担がかかるのは下あごのズレが一因となっていると考えています。
二本の足で地面に直立すると、地面から一番遠くに存在するフリーの骨が、
下顎骨(下あご)になります。
この下顎骨が偏位(ズレル)と、体がネジレ、腰に負担がかかるのです。
腰痛で悩んでいた僕は、大阪大学名誉教授、丸山剛郎先生にアゴずれを是正していただいてから、
背中の張りと腰痛はどこかに飛んでいきました。
まぁ、たまに腰痛が出る時もあります。
長時間座っていたり、永い時間横になっていたりすると、
腰に負担がかかり、腰痛が出ますが、アゴずれを修正すると、
いつの間にか消えてなくなっているという具合です。
ギックリ腰になり、2日ぐらい安静にするのもよいですが、
ベッドに横になるのではなく、軽い運動(日常生活行動)をしながら
安静にしていきましょう。
では、本日午後からですが、笑顔で朗らかに過ごしていきましょう!
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