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    2017年7月11日(火)『低気圧によるだるさと上手に付き合う方法』

    • 2017.07.11 Tuesday
    • 11:15

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    おはようございます。7月11日、火曜日です。

     

    本日の福岡は晴天! 気温摂氏31度、体感気温表示は摂氏35度!

    湿度高く、蒸し暑い1日となりそうです。

    天気予報では昼頃に弱い雨が降るとの事。

    激しい雨が降り続き地盤が緩んでいる地域の天候も雨なのでしょうか・・。

     

    さて、以前ひろた歯科通信でも話題にした『気象病』の記事です。

    低気圧によるダルさ、やる気の出ない身体との関係を分かりやすくま詰めた記事がありましたのでひろた歯科通信にアップします。

     

    (以下参照) 

     

    低気圧によるダルさ、やる気の出ないカラダと上手につきあう方法

     

    執筆:吉村 佑奈(助産師・保健師・看護師)
    医療監修:株式会社とらうべ

     
     
    梅雨になるとジメジメした日や蒸し暑い日が続き、どんよりとした気分になりやすいですね。
     
    また、身体的にも体調がなんとなく悪くなる方もいるのではないでしょうか?
     
    梅雨に体調が悪くなる理由のひとつに、気圧の変化が挙げられます。
     
    なぜ気圧が体調に影響を及ぼすのか、どうしたら体調の変化とうまくつき合えるのか、詳しく解説していきましょう。

     

    梅雨に体調不良を訴える人はこんなに多い!?

     
    梅雨に体調を崩す人は、かなり多いようです。
     
    株式会社decenciaが30〜40代女性を対象に行ったアンケート(※)によると、梅雨に体調不良を感じている女性は、実に85%にのぼることが明らかになりました。
     
    また、具体的な症状について尋ねたところ、最も多かったのが「だるさ」、次いで「頭痛」という結果になりました。
     
    この結果からみても、梅雨に体調不良を訴える人はかなり多いということがわかりますね。

     
    ※出典:『梅雨の時期、天候が原因で起こる体調不良に要注意!8割以上の女性が“気象病”による肌あれを実感!!』(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000002987.html)

     

    低気圧によってなぜ体調が悪くなるのか

     
    梅雨に体調が悪くなる理由として、気象の変化が挙げられます。
     
    たとえば、日照時間の変化。気象庁のデータ(※)によると、6月の平均日照時間は125.4時間で、年間で2番目に少ないことになります。
     
    ヒトは太陽の光を浴びると、脳内神経伝達物質である「セロトニン」が分泌されます。「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンには、精神を安定させる働きがあるため、日照時間が減って分泌量が減る6月は、他の月よりもストレスを感じやすいといえます。
     
    また、気圧の変化も身体に影響を及ぼします。日本付近の平均気圧は1013hPa(ヘクトパスカル)ですが、梅雨時(6〜7月)の平均気圧は1004〜1005hPaで、年間でもっとも気圧が低い時期であるといえます。
     
    ヒトの身体には通常、15トンほどの大気圧がかかっています。
     
    これに対して体内からも押し返す力が働いて、大気圧に応じて体内から押し返す力も微調整されています。
     
    ところが、梅雨などで急激に気圧が変化すると、身体がそれに対応できずに不調が現れたり、持病が悪化することがあります。
     
    また、気圧の変化に対するストレスが自律神経のバランスを乱してしまうことも原因と考えられます。
     
    このように気象の変化によって発症・悪化するリスクが高まるものは「気象病」と呼ばれています。

     
    ※参考:気象庁『各種データ・資料』より(http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?prec_no=44&block_no=47662)
     
     

    気象病の症状

     
    具体的には次のような症状が現れます。 

     

    • ・めまい
    • ・吐き気
    • ・だるさ
    • ・片頭痛、頭痛
    • ・首こりや肩こり
    • ・関節痛
    • ・血圧の不安定
    • ・動悸など

     
    また、次のような病気は、気圧や気温の変化によって悪化しやすいといわれています。 

      

    • ・関節リウマチ
    • ・喘息
    • ・アレルギー性疾患
    • ・心疾患(狭心症、心筋梗塞など)
    • ・脳出血
    • ・自律神経失調症
    • ・精神疾患(神経症、うつ病など)
    • ・更年期障害など

    ※参考:ナースプレス『気候・気象と病気の関係』(https://nursepress.jp/225956)

     

    低気圧による体調不良とうまくつき合うために

     
    先ほど挙げたような疾患を持っていて、梅雨など、ある一定の条件下で症状が悪化する場合には、そのことを主治医に伝え、対策を相談する必要があります。
     
    ただ、不調が一時的な場合や症状が日常生活に支障をきたすほどひどくない場合には、自律神経のバランスを整えることを意識することで、症状が改善する可能性があります。
     
    自律神経のバランスを整えるためには、食事・睡眠・運動といった基本的な生活習慣を見直すことと、体内時計の乱れを防ぐことが重要です。
     
     

    朝は身体を活動モードに切り替える

     
    体内時計は自律神経の切り替えと大きく関係しているため、不調を起こす原因となります。
     
    体内時計を整えるために重要なのが、朝の習慣です。晴れている日には、日の光を浴びるようにし、身体を活動モードに切り替えましょう。
     
    また、雨や曇りの日は、カーテンを開けて外気に触れることでも切り替えることができます。
     
    ほかには、朝食を食べること、ウォーキングなど軽い運動をすること、熱めのシャワーを浴びるなどの習慣を朝に取り入れるのも良いでしょう。

     

    夜は身体をリラックスモードに切り替える

     
    日中、いくら活動モードになっていても、夜にしっかり休めていなければ、自律神経のバランスが乱れる原因となります。
     
    とくに、過度なストレスがかかっていると、夜になっても交感神経(活動時に働く自律神経)の働きが活発になったままで、うまくリラックスができなくなります。
     
    そんなときは、意識してリラックスする時間をとることが大切です。
     
    自分の時間を作って趣味に没頭したり、ゆっくりお風呂に浸かるのも良いですね。
     
     
    このほか、冷房の使い過ぎにも注意が必要です。
     
    暑くてジメジメしていると、ついつい冷房を使いたくなりますが、室内外の温度差が5℃以上になると、自律神経のバランスを崩してしまいます。
     
    ですから、毎日の気温をチェックしながら冷房の温度を設定する癖をつけるようにしましょう。
     
    今から習慣化しておくと、夏バテの予防にもつながりますよ。

     
     
    <執筆者プロフィール>
    吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
    助産師・保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
     
    <監修者プロフィール>
    株式会社 とらうべ
    医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

     

    (引用ここまで)

     

    げなです。

     

    平成16年に故安保徹先生がまとめられた『自律神経と免疫の法則』で、気象と疾患が纏められています。その中に、虫垂炎の病態が気圧によって異なることが記されています。

     

    低気圧ではリンパ球による漿液性の炎症(カタール性)の虫垂炎。

    高気圧では顆粒球による可能性の炎症(壊疽性)の虫垂炎が多くみられるとの事。

     

    この検証結果から、『低気圧が来て天気が悪くなると、2,3日のずれがあるが、リンパ球が増加し、逆に高気圧が来て天気が良くなると顆粒球の増加が起こる』という結論にいたりました。

     

    また安保徹先生はこの実験をなさっているときにご自身の脈拍を測定したところ、『高気圧がくると脈拍が増えやる気がでる。低気圧が来ると徐脈となりしょんぼりする』という変化も見つけられました。

     

    暑い夏は冬に比べ気圧が低くなる季節。

    引用した記事の方法を試し、やる気の出ない身体を整え、

    暑い夏を乗り越えていきましょう!

     

    ということで、本日も笑顔で朗らかに1日を過ごしていきましょう!

     

     

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    2017年7月10日(月)『よくいう「免疫」とは?』

    • 2017.07.10 Monday
    • 12:23

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    おはようございます。7月10日、月曜日です。

     

    本日の福岡は曇り。気温摂氏30度、体感気温表示は摂氏35度!

    湿度が高く、ジメジメとした1日となりそうです。

     

    さて、歯科衛生士専門学校でも『免疫』の講義するのですが、

    とても分かりやすくまとめられた記事がありましたので、

    ひろた歯科通信にアップします。

     

     

    (以下参照) 

     

    よくいう「免疫力」とは、なんなのでしょう?

     

    執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
    医療監修:株式会社とらうべ

     

     

    免疫(めんえき)とは、文字通り「疫(病気)をまぬがれる」という意味ですが、外から侵入してきた病原体や、体内で生じた異物を排除して、健康な身体をキープしようとする身体の仕組みのことを指しています。

     

    免疫の仕組みは長らくベールに包まれていて、比較的最近さまざまなことが解明されてきています。

    今回は、この「免疫力」について、その基礎的なことを確認したいと思います。

     

    免疫:二度目の感染から免れること

     

    18世紀末にイギリス人の外科医ジェンナーは、天然痘に対する予防法の開発にいたる実験を行いました。

    18世紀初めに大流行した天然痘。乳しぼりの人たちが天然痘にかかりにくいという観察結果から、天然痘に似た牛痘を8歳の少年に移植したところ、天然痘にかからなくなったという結果を得ました。

     

    これが「種痘」と呼ばれる予防的処置となりました。

     

    後年、フランス人の微生物学者パスツールがジェンナーのこの発見を汎用して、ワクチン(弱毒菌)の予防接種という方法を開発しました。

     

    あらかじめ弱い病原体を投与しておくと、抵抗力がついて重い感染症にかからないことを見出しました。

    これが免疫の原理「二度なし」と呼ばれる現象です。

     

    抗原と抗体

     

    免疫の対象となる病原体などは「抗原」と呼ばれています。また、ワクチンなどによって身体のなかに「抗体」と呼ばれるタンパク質(免疫グロブリン)が産生されます。

     

    そして、ひとたび抗原が体内に入って抗体をつくったあと、ふたたび体内に同じ抗原が入ってくると、「抗原抗体反応」と呼ばれる生体防御反応が起こります。

     

    抗体が抗原と結合して、抗原の毒性を弱めてくれるわけです。

     

    ですから、予防接種(ワクチン)は、あらかじめ弱毒化した抗原を摂取することで人為的に「二度なし」を造り出す営みです。

    19世紀末に、この仕組みを発見した一人が北里柴三郎博士でした。

     

    免疫細胞の発見:自然免疫と獲得免疫

     

    20世紀初頭に顕微鏡オタクだったロシア人科学者E.メチニコフは、細胞が異物を食べているのを、お気に入りの顕微鏡観察で発見しました。

     

    この現象は免疫学では「貪食(どんしょく)」と呼ばれます。

     

    今では白血球など「免疫細胞」がこの任に当たっていることがわかっていますが、この「細胞性免疫」を最初に発見したのがメチニコフでした。

     

    現在では、細胞性免疫を主とした「自然免疫」と、抗原抗体反応を主とした「獲得免疫」とが主な免疫機構であることが判明しています。

     

    ちなみに、メチニコフは晩年、腸内細菌に興味をもって、とくに乳酸菌の研究に従事していたそうです。

     

    免疫細胞の種類と役割

     

    白血球は免疫細胞として、多種多様な免疫細胞チームで、ち密な連携を組みながら抗原物質と戦っています。

    おもな免疫細胞を以下に挙げてみました。

     

    樹状細胞(じゅじょうさいぼう)

     

    異物を取り込んで、その特徴を免疫細胞に伝えます。

     

    マクロファージ(貪食細胞)

     

    侵入してきた異物を取り込んで消化します。また、外敵を他の免疫細胞に伝えたり、情報伝達物質のサイトカインの産生に関与しています。

     

    リンパ球

     

    T細胞

     

    ウィルスなどに感染した細胞を排除します。いわゆる「殺し屋」の働きをする「キラーT細胞」、キラーT細胞を制御する「制御性T細胞」、異物の情報を受け取ってサイトカインを産生し、攻撃の戦略を立てて指令を出す「ヘルパーT細胞」があります。

     

    B細胞

     

    抗体を産生する免疫細胞。樹状細胞から指令を受けて抗体をつくります。

     

    NK(ナチュラルキラー)細胞

     

    身体の中をパトロールして、感染した細胞を単独で攻撃します。

     

    免疫系の情報伝達:サイトカイン

     

    免疫が有効に機能していくように、関連する細胞間で情報伝達が行なわれることが必要です。

    この役目を果たすタンパク質を「サイトカイン」と呼んでいます。

     

    内分泌系の「ホルモン」、神経系の「神経伝達物質」とならんで、免疫系の情報伝達物質として、上に挙げたような免疫細胞間連携の重要な役割を果たしています。

     

    免疫が引き起こす病気など

     

    免疫はほんらい、病原体から生体を守る機能ですが、その仕組みが明らかになるにつれて、免疫自体が病気の原因となることも解ってきました。

     

    免疫系が引き起こす病気は「免疫病」と呼ばれます。

     

    アレルギー、膠原病などの自己免疫病、エイズのような免疫不全症などが挙げられます。また、免疫機能が低下することによって、感染症はもとより、がんや臓器の病気、生活習慣病、精神疾患なども、その発生が促されます。

     

    さらに、臓器移植のときに起こる「拒絶反応」は、実は免疫応答であること、また、妊娠をすると、胎児は異物なので免疫力が下がって胎児を守ることなども解ってきました。

     

    免疫とは「非自己」を排除し「自己」を守る生体防御反応

     

    病原体やがん、輸血された血液や移植された臓器など、抗原物質を免疫は「非自己」とみなします。

     

    そして免疫系は、非自己を察知すると、白血球など免疫担当細胞という防衛チームでもって自己を守ろうと免疫応答を起こして、非自己を排除するのです。

     

    最近では、こうした免疫機構を治療に活かした、がんの免疫療法なども注目されています。

     

    【参考】
    ・日本免疫学会 『免疫とは?』(http://www.jsi-men-eki.org/general/q_a.htm)
    ・村口篤編著『トコトンやさしい免疫・アレルギーの本』日刊工業新聞社B&Tブックス、2005.

    <執筆者プロフィール>
    藤尾 薫子(ふじお・かおるこ)
    助産師・保健師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン

    <監修者プロフィール>
    株式会社 とらうべ
    医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

     

    (引用ここまで)

     

    げなです。

     

    免疫を担う細胞は、自律神経の影響を受けます。

    引用した記事では紹介されていませんが、

    交感神経が常に興奮した状態だと、リンパ球の働きが低下。

    逆に常に副交感神経が興奮していると樹状細胞の働きが低下します。

     

    何事もバランスが重要となります。

     

    ということで、本日も笑顔で朗らかに1日を過ごしていきましょう!

     

     

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    2017年3月17日(金)『東洋医学は医学のビックデータが基になってる?』

    • 2017.03.17 Friday
    • 11:02

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    おはようございます。3月17日、金曜日です。

     

     

    本日の福岡は晴れ。気温は摂氏11度、体感気温は摂氏15度です。

    陽の当たる窓辺はポカポカですが、屋外では風が冷たく、

    愛煙家にとって辛い一日となりそうです。

    でも喫煙するのですが・・・・。

     

    さて、健康に関するビッグデータを基に、東洋医学について

    纏められた記事がありました。

     

     

    (以下参照)

     

    健康に関するビッグデータから知る「東洋医学の教科書」の教え

     

    オーダーメイド医療が盛んだが、ビッグデータを解析していくと、大きな個体差があるわけではない。睡眠から死ぬ時期まで、人間には昔から変わらぬ傾向があるのだ。

     

    最近、オムロンの研究員とビッグデータについて議論する機会があった。ご存じのように、オムロンは血圧計や睡眠計のメーカーで、最近では通信機能を搭載した家庭用血圧計での結果をサーバーに送ることができる。サーバーに集積される10万人単位のデーターからある傾向が見える。

    例えば、気温が上がれば血圧は下がることが観察される。これは医者として実感してきたことで、夏に血圧が正常な人でも冬は一般的に血圧が高くなる傾向がある。全国で見ると、寒い県ほど血圧測定の平均値は高くなりやすい

    東洋医学が専門の私にとって、こうした解析は驚くことが多かった。古来、東洋医学の世界で言われていたことと、ほぼ同じだったからだ。

    2000年前に書かれた東洋医学の教科書『黄帝内経』は、健康指南書である。

    例えば、「冬は気を静めてひそやかな気持ちで過ごし」とあり、精神的な動揺から血圧が上がるのを防止するかのような記載がある。また、睡眠は日の出の時刻とともに起床時間が早くなる。そして、気温が上がるほど睡眠効率が悪くなるという。特に気温が15度以上になると睡眠の質が悪化しやすくなるし、加齢によって朝早く目覚めるのだという。

    だから、『黄帝内経』は、「人は本来、夏は早く起き、冬はゆっくりと起きるのが自然に従った生活で体に負荷がかからない」と説く。よって、現代人のように夏でも冬でも9時に仕事が始まるのは、体に悪いことにもなるのだ。

    『黄帝内経』には、どういうふうに生きれば病気になりにくいかが書かれている。そして、自然のリズムにそって生きていれば、死は苦しくないという。自然のリズムとは、季節や年齢など時間の経過で変化していく要素に自分を合わせることで、それが健康に生きることになる。

    ビッグデータを使うと大きな傾向がわかり、何となく感覚で言われていたことが数字化される。では、なぜ2000年前の人がビッグデータの分析と同じことを知っていたのか。今回、私が感じたのは、個人に合わせた先進のオーダーメイド医療がもてはやされているが、人間の基本は地球という星に紐付きで生きるしかないということだ。

    秋になり、樹の葉っぱが一斉に色づき、また、一斉に枝から離れていく、個性的な葉なんてない。寺の過去帳を見ると冬になれば一気に死者が増える。室温が管理された現代でさえ、肺炎で冬にたくさんの方が亡くなっていく。不自然な負荷、つまりストレスを受けるのはもちろんよくないが、自然に逆行した治療や精神的にポジティブと思われている若返り治療は長い目で見ればうまくいかないということだ。

    高価なオーダーメイドのアンチエイジング治療を受けるよりも、大自然に従って自然に老いることが幸せなのかもしれない。しょせん、人は樹の葉と同じなのだから。

     

    さくらい・りゅうせい◎1965年、奈良市生まれ。国立佐賀医科大学を卒業。聖マリアンナ医科大学の内科講師のほか、世界各地で診療。近著に『病気にならない生き方・考え方』(PHP文庫)。

     

    (引用ここまで)

     

    だそうです。

     

    大学院生時代に酷い腰痛で悩み、当時の教授から紹介された先生に、

    鍼灸治療を施していただきました。

    鍼を打ってもらった瞬間に痛みが消失し、硬直していた筋肉が解れ、

    関節の可動領域が拡がったのです。

     

    それ以降、東洋医学に興味を抱き、様々な先生にご指導いただき、

    現在に至っております。

     

    引用した記事にある『黄帝内経』ですが、教科書は漢字が多く、

    読破することありませんでしたが、漫画で読む黄帝内経を発見し、

    流し読み(正確には『ながめ』)ました。

     

    東洋医学にエビデンスがないと頭から否定されている方もおられます。

     

    まぁ、致し方ないことですが、何事も『否定』から入るのではなく、

    一旦受け入れてから判断しても良いかと思います。

    『病は気から』考えすぎると病になってしまうかもです。

     

    では本日も自然科学を楽しんでいきましょう!

     

    ひろた歯科通信関連記事は→『自律神経と免疫』←をクリック

     

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    2017年2月15日水曜日『パパイア粉末、NK細胞活性化!』げなです。

    • 2017.02.15 Wednesday
    • 11:18

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    こんにちは。2月15日、水曜日です。

     

    本日の福岡は晴れ。気温は摂氏7度、体感気温は摂氏4度と

    愛煙家にとっては辛い朝となりました。

    予想最高気温は摂氏13度ですが、空気冷たく体感気温はそれ以下です。

     

    さて、僕には何地味のない果物『パパイア』が感染症予防に役立つそうです。

     

    以下、参照)

     

    パパイアの発酵粉末 NK細胞を活性化し 感染症予防や腸内環境を改善

     

     南国を代表する果実パパイア。タイや沖縄では完熟していない青パパイアを野菜として使い、サラダや炒め物に使うのが人気だ。九州大学の研究チームは、胃ろうによって栄養補給している高齢者に対して、発酵させたパパイアを加工した粉末を流動食にして投与した結果、免疫細胞が活性化して、腸内環境が改善する効果があることを突き止めた。

     

     九州大学の中山二郎准教授の研究チームは、湯野温泉病院(山口県)に入院中の67歳〜97歳までの男女20人の患者を対象に、健康食品メーカー、カリカセラピ社が製造した発酵パパイア粉末を30日間投与した。

     

     被験者は、いずれも脳卒中や脳梗塞などの病気や、アルツハイマーなどの神経疾患が原因で、口からは食事できず、1年以上、胃に開けた穴から流動食で栄養を取り込む胃ろうを受けている。

     

     これらの患者の流動食に発酵粉末を1日3グラムと、9グラムを加えて投与したところ、いずれのチームでも血液中の「ナチュラルキラー(NK)細胞」が活性化した。NK細胞は、体内に侵入した異物や変異した細胞を見つけると攻撃する免疫機能で、胃ろうを受けている高齢者では低下することから感染症を起こしやすくなると懸念されている。

     

     また発酵粉末を投与する前後の患者の便を比較した結果、投与後には発がんリスクを高めたり、肺炎球菌などの菌血症を引き起こす悪玉菌の数が減ったという。

     

     日本ではもっぱらタイ料理店で出されることが多いパパイアは、完熟していない青い状態で食べることが多く、ビタミンやポリフェノールなどが多く含まれると言われている。

     

     今回の実験で、発酵させたパパイアにも、抗酸化作用や免疫機能アップの効果があることが示され、高齢者の感染症予防や腸内改善につながるものと期待されている。なおこの研究成果は、米科学雑誌『PLOS ONE』に掲載された。

     

    パパイア

    左:発酵パパイア粉末を摂取した患者のナチュラルキラー細胞の変化。
    右は便の中の悪玉腸内細菌の数の変化(提供:九州大学)

     

     

    (引用ここまで)

     

    だ、そうです。

    緑色した食物はラーメンに入っているネギ以外、

    めったに口にすることがないのですが、食の重要性を再認識した記事です。

    パパイア粉末。インフルエンザ予防に有効ですね。

    パパイアって福岡でもかえるのかな?ちょっと調べてみます。

     

    では本日も自然科学と戯れ、笑顔で朗らかに過ごしていきましょう!

     

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    2017年1月25日水曜日『NK細胞でウイルス撃退する方法!』げなよ!

    • 2017.01.25 Wednesday
    • 10:13

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    おはようございます。

    本日の福岡は晴れ。青空に薄い雲が拡がっております。

    気温は摂氏0度!零度です!体感気温表示は摂氏-4度!氷点下です!

    空気が冷たく乾燥しており、『凍てつく』を体感できます!

    自然と体が硬くなり、血行が悪くなるのを感じます。

    屋内で軽めのストレッチで改善しなければですね。

     

    さて、インフルエンザ感染者が増えているとの新聞記事がありました。

    ウイルスに負けない身体つくりに関し面白い記事がありました。

     

    以下、参照)

     

    NK細胞でインフルエンザを撃退!

    ウイルスに負けない免疫力アップ法とは

     

     

    冬の時期になるとインフルエンザや風邪などが流行しておりますが、感染を防ぐ1つの方法として免疫力を上げることが挙げられます。

     

    特に、NK細胞とよばれる免疫細胞はインフルエンザなどのウイルス撃退に活躍する、とされておりますが、一体どのような役割を果たしてくれるのでしょうか。

     

    今回はNK細胞の概要、インフルエンザウイルスに対する効果、その他の免疫細胞や、免疫力を上げる生活習慣について医師に解説していただきました。

     

    NK細胞とは

     

    自然免疫に重要な役割を果たすリンパ球の一つで、がん細胞やウイルスに感染した細胞などの異物に対し、非常に強い細胞障害活性をもつ細胞です。

     

    NK細胞がインフルエンザウイルスを撃退する流れ

     

    1:NK細胞は常に血流にのって全身を回っており、異物の侵入を監視

    2:体内にインフルエンザウイルスが侵入し、細胞に感染

    3:NK細胞がインフルエンザウイルスに感染した細胞を発見

    4:特に指令を受けずとも、NK細胞は即座に攻撃を開始

    5:他の免疫細胞の援軍を受けながら、NK細胞は活発に攻撃を続け、インフルエンザウイルスを撃退

     

    NK細胞が活性化することで予防ができる病気

     

    風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症に罹りにくくなる可能性があると考えられております。

     

    NK細胞以外にもある免疫細胞の種類

     

    マクロファージ

    体内に侵入した異物を自分の中に取り込んで貪食し、サイトカインの産生にも関わります。

     

    T細胞

    胸腺でつくられる細胞で、ヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞、キラーT細胞などの種類があり、様々な異物やウイルスに対応する役割を持っています。

     

    B細胞

    樹状細胞の指令によって抗体を産生する働きを持ちます。

     

    樹状細胞

    突起を周囲に向けて伸ばす独特の形態を持ち、体内に侵入した異物を取り込み、異物の抗原を他の免疫細胞に伝達する役割などを持ちます。

     

    免疫力をアップさせる効果的な方法

     

    適度な運動

    運動習慣をつけることや、筋肉をつけることにより、体温が上がります。

    体温の上昇によって、免疫力も強くなります。

     

    十分な睡眠

    良い睡眠は、自律神経を整えてくれ、免疫力を高めることができます。

    夜更かしを避け、体内時計の正しい睡眠リズムをとりましょう。

     

    バランスの良い食事

    食生活の乱れは免疫にも大きな影響を与えます。

    主食や肉、魚、卵や乳製品など、できるだけ多くの種類の食材をバランスよく食べるようにしましょう。

     

    ストレス解消

    ストレスを溜めると、原因となっている敵と戦う力を確保するため、脳や筋肉に血液が送られてしまいます。

    結果免疫に対して送る血液は減ってしまいますので、自分に合ったストレス解消法を持ち、ストレスを溜めないようにしましょう。

     

    最後に医師から一言

     

    NK細胞は、テレビなどメディアで取り上げられる機会も多く、ずいぶん広く知られるようになってきました。

    免疫細胞は私たちの体の中に誰でも持っているものですので、能力を十分に生かして感染症にかかりにくい体を作っていきたいですね。

    (監修:Doctors Me 医師)

     

    (引用ここまで)

     

    だ、そうです。

     

    引用した記事でT細胞の項目があり、その中に『サプレッサーT細胞』と記載されていますが、近年、よくよく調べてみるともっと複雑に分化・増殖していることが分かり、T細胞をαβ細胞とγθ細胞に分類。αβ細胞はヘルパーT細胞と細胞傷害性(キラー)T細胞に分化・増殖していきます。そしてさらにさらに、ヘルパーT細胞はTh1細胞とTh2細胞へと分化・増殖していきます。

     

    以前、ひろた歯科通信で記事にしましたが、かみ合わせ(顎位是正)を施すだけで、NK細胞が活性化というか細胞数が増える発表を昨年函館で開催された第21回NPO法人日本咬合学会でされました(コチラをクリック→かみ合わせを改善すると免疫力が高まる!)。

    全く関係がないと思われている歯科領域の施術で全身に影響を与えるのです。

     

    第22回NPO法人日本咬合学会の学会は5月20,21日に石垣島で開催されます。

    ご興味のあるなしに関係なしに、最新の歯科医療について学ぶ良い機会だと思います。ぜひご参加ください。

     

    さて、歯科衛生士専門学校の学生諸君!

    定期試験の山で、引用した記事を読み、免疫の一連の流れをイメージしてください!試験に出ますよ!

     

    さぁ、寒い1日となりそうですが、

    本日も笑顔を忘れずに気張って参りましょう!!

     

     

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    2016年12月10日 『自律神経と歯肉炎・歯周炎。安保徹先生との出会い』

    • 2016.12.10 Saturday
    • 10:52

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    こんにちは。12月10日土曜日曜日です。

     

    本日の福岡は晴れ。

    気温は摂氏7度、体感気温も摂氏7度と表示されています。

    空気が冷たく、乾燥しています。愛煙家は火の始末を確実にですね。

     

    さて、12月6日に自律神経と免疫に関する新たな発見をされた、

    安保徹先生がご逝去され、本日、お通夜が営まれるのです。

     

    (以下、参照)

     

    通夜・告別式のご案内

     

    通夜 12月10日(土) 午後7:00 分開式
    葬儀 12月11日(日) 午後1:00 分開式
    2 :00 出棺
    喪主 安保 道子(妻)
    式場 セレモニーホール青山会堂

     

    (参照ここまで)

     

    昭和22年10月生まれなので、70歳を目前に他界なさったのです。

    お亡くなりになる直前まで講演会など精力的に活動なさっていたのですが、

    訃報は突然、舞い込んできました。

     

    安保先生のお話を初めて聞いたのは松山道後で開催された

    国際色彩診断治療研究会総会での特別講演でした。

     

    当時の僕はまだ安保先生の事を存じ上げず、その発表内容に驚きました。

    大学院で細菌感染と免疫に関する事柄について学んでおりました。

    免疫担当細胞については自分なりに理解していたのですが、

    ここに自律神経が関わってくるなど、発想がなかったです。

     

    大学院生時代、歯周病に免疫が関与しない。とか関与するといった議論がなされていました。なぜなら歯磨きを中断させると誰しもが歯茎が赤く腫れあがり、出血しやすくなります。

    もし、免疫が関与するならば、一度獲得した免疫が機能し、歯茎の腫れなどの病態を招くことはないのです。

    当時の僕は歯肉炎、歯周病はアレルギーみたいなもので、細菌の塊である歯垢(デンタルプラーク)が歯の表面に付着し増殖してくると、それが花粉のような刺激を生体にもたらし歯茎が炎症を起こすと考えていました。

     

    臨床医になり、患者を診るようになってから、口腔衛生はしっかりなされているのに、仕事をバリバリされている中高年、特に出張が多く、中間管理職の男性、女性に定期的に歯茎の腫れを繰り返す方々と遭遇しました。当時は過度な力が原因なのかそれとも歯石の取り残しがあるのかと、処置を施し、いったん症状は治まるのですが、決算期近くになると化膿してくるのです。

     

    国際色彩診断治療を一般歯科診療に導入した切っ掛けがこの繰り返し化膿する患者対策でした。カラーを貼ると痛みが軽減し、腫れも速やかに消退するのです。ですが、100%ではありませんでした。

     

    この現象をどうにかできないかと松山で開催された総会に出席したときに安保徹先生と出会ったのです。

    その講演内容は、『顆粒球(好中球)にはアドレナリンレセプターが存在し交感神経の支配下にあり、リンパ球はアセチルコリンのレセプターが存在し副交感神経の支配下にある』でした。

     

    この講演を聞いたときに『ピン!』とくるものがありました。

     

    出張を繰り返し、週末は接待でゴルフに出かけ、会社では数字に追われるバリバリの中間管理職が繰り返す歯茎の腫れ、化膿病巣感染はもしかしたら常に交感神経優位の状態で、顆粒球とリンパ球のバランスが崩れ、炎症を引き起こしているのではと感じたのです。懇親会で、安保徹先生にこの疑問を投げかけた処、顆粒球は粘膜直下で破壊され、顆粒球内に存在する活性酸素が多量に放出される。その結果、粘膜に炎症が生じる。とのお答えしてくださりました。あの独特のイントネーションでです。さらに、歯茎が腫れるヒトは痔を患っている人も多いと思う。調べてみてともいわれていました。

     

    オフィスに戻り、さっそく口腔清掃度が高く、清潔にされているのに、歯茎の腫れを繰り返す方に交感神経の興奮を抑制させるカラーを貼りました。もちろん、患歯はかみ合わせの調整し、過度な力が加わらないようにもしています。すると歯茎の腫れが無くなったという実感より、『ぐっすり眠れた』『イライラしなくなった』などの言葉が返ってきました。これには正直驚きました。

    それ以降、出張先で歯茎が腫れ、痛みが出だしたら交感神経の興奮を鎮める『ツボ』を刺激してくださいとアドバイスし、投薬が不要となりました。

     

    歯肉炎や歯周病は基本、口腔衛生度が低い方が罹患します。基本治療は磨き残しである歯垢、歯垢が石灰化した歯石を取り除くことです。さらにご自宅でのブラッシングが重要となります。歯茎に軽度な刺激を与えるとともに、歯垢を取り除くのです。いわゆる感染源の除去が基本治療となります。

     

    実際、多くの方がこの基本治療を施すことで、歯茎の腫れは消退します。また、異常咀嚼運動が原因で局所に強い力が加わり続けると、感染源(歯垢・歯石)がなくても、歯茎に炎症が起こります。これをメカニカルストレスによる炎症と表現し、メカニカルストレスにより炎症起因物質が歯肉に多量に産生され炎症を引き起こします。

     

    これらの感染源除去とメカニカルストレス排除によりほとんどの歯肉炎・歯周炎は消退するのですが、上記したように、常に交感神経優位な状態の患者さんは、炎症を繰り返すのです。

     

    この記事は安保徹先生のお話を聞いて、実践した歯科臨床医の体験です。

    全てがすべてこの理論に当てはまるわけではなく、病因を取り除いても症状が緩和しない方々の多くは自律神経のアンバランスに起因すると実感しています。

    基本は基本として処置を施し、何度も化膿性疾患、炎症を繰り返す方は自律神経のアンバランスを考慮する。決してすべての化膿性疾患が自律神経のアンバランスにより発症すると偏った診察をしないようにしなければなりません。

    しかし、ストレスが加わっていない、いわゆる自律神経のバランスが整っている方には粘膜の炎症を発症することが少ないのも事実です。そういった背景も鑑み、臨床に役立てればと思っております。

     

    昨年、東京で安保徹先生とお話しする機会がありました。

    先生はその時、ミトコンドリアについて研究をなさっておられ、

    面白いことが見えてきたとお話しされていました。

    ミトコンドリアの最新治験のご講演を楽しみにしていたのですが、

    拝聴する前に他界なさってしまいました。誠に残念です。

     

    享年69歳。ご冥福を心からお祈り申し上げます。

    合掌

     

    廣田 健

     

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    2016年12月8日木曜日 『自律神経と免疫の安保徹先生ご逝去』

    • 2016.12.08 Thursday
    • 18:43

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    こんばんは。12月8日木曜日です。

     

    本日の福岡は晴れ。気温摂氏9度と肌寒い朝を迎えました。

    現在(午後3時過ぎ)の気温は摂氏13度前後、体感気温は摂氏12度と表示されています。

    晴れているのですが空気が冷たく冬を感じる1日となりそうです

     

    さて、日本では取り入れられていませんが、ヨーロッパの医学会では支持されている

    『福田ー安保理論』の生みの親である安保徹先生がご逝去されました。

     

     

    (以下、参照)

     

    訃報をお知らせします。

    2016-12-06 19:05:19 | お知らせ
    突然のことですが、
    本日12月6日、安保徹先生がご逝去されました。
    お通夜、葬儀・告別式につきましては、詳細がわかり次第ご連絡させていただきます。
    あまりに突然のことで、日本自律神経病研究会一同、正直驚きがかくせません。
    故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。
    安保先生のこれまでのご偉業にあらためて感謝申し上げます。
                        日本自律神経病研究会事務局

    (引用ここまで)

     

    ネット上では安保徹先生の理論が医学的根拠がないと指摘されていたり、

    安保理論はマヤカシであるなどの意見を散見しますが、誠に残念です。

    その背景には安保徹先生が臨床医ではなく、研究者であるため、との指摘もあります。

     

    そもそも安保徹先生が自律神経と免疫担当細胞の関連性を調べた背景には、

    1994年新潟県立坂野病院の外科医、福田稔先生からの電話が切っ掛けです。

     

    福田先生は『天気が良くなりゴルフに行こうとするとアッペの手術が入って行けなくなる。この謎を解いてほしい』と安保先生に熱く語ったそうです。

     

    20年ほど前に、安保徹先生は免疫系の日内リズムや年内リズムをもって生理的に変動することを研究されており、安保徹先生にも思い当たる節があり、福田先生との共同研究が始まったのです。

     

    そして1996年に1本の論文として発表されました。

    Fukuda M,et al.: Granulocytosis inducced by increasing sympathetic nerve activity contributes to the incidence of acute appendicitis. Biomed Res 17:171-181 1996

     

    さらに、安保徹先生の自律神経と免疫担当細胞の関連性には基になっている論文があります。以前、ひろた歯科通信でも紹介した、東北大学の斎藤章先生が発表された『生物学的二進法』がです。

     

    歯科領域でも何回も歯茎が膿んでしまう方がいます。

    毎日歯磨きをしていても、肝心な部位に磨き残しが出て、

    化膿病巣を作ってしまう方がいます。

    口腔内常在菌が原因で発症する歯槽膿瘍は同じ細菌により繰り返されるのです。

    この繰り返しは免疫が確立していないことを意味します。

     

    逆にウイルスなど微細な病原体に侵されると、免疫が確立し、

    二度かかりしないのです。

    感染した微生物の『サイズ』により誘導される免疫担当細胞が異なる事を意味します。

     

    斎藤章先生は、感染症患者を多数観察した結果を今から50年ほど前に論文発表されたのです。

    この生物学的二進法では、細菌と顆粒球の戦いでは生体が交感神経緊張状態に、ウイルスとリンパ球の戦いでは副交感神経優位になるとの法則を見出されたのです。

     

    このような文章は一般で販売されている書籍にも紹介されていますが、

    医学教育では、免疫と自律神経を別物として教育を受けますので、

    その関連性をすんなりと受け入れられないのです。

     

    患者の観察から始まった福田ー安保理論。そして斎藤章教授の生物学的二進法。

     

    医学論文として多数発表されて、ヨーロッパでは受け入れられても日本では、

    素直に受け入れてもらえない。

     

    水素ガス吸引療法に至っては、厚生労働省の先進医療に認定されても、

    似非科学として、笑いものになる始末です・・・・・。

     

    自然科学を本当にもっと柔軟な思考で受け入れてもらえればと願っております。

    多数の医学論文が発表され、その多くは感染症患者の観察から始まり、

    血液検査データを基に研究された結果、行きついた理論であり、

    基礎研究(シャーレ内)での研究においても同様の反応が出たことをお忘れなくです。

     

    私は安保徹先生の講演を何度も受け質問もしてきました。

     

    最初の出会いは松島で行われた国際色彩診断治療研究会での特別講演でした。

    初めて耳にすることばかりで、かなり衝撃を受けました。

    その後は質問しまくり、懇親会でも様々なお話しを拝聴しました。

    今でも薬師如来の話を思い出します。

    日本人はもともと薬が好き。太古から薬を重宝してきた。

    といったお話しでした。

    (この話はいつかひろた歯科通信で記事にします)

     

    またオーラルプラセンタ医学研究会で、

    特別講師としてお招きする計画を立てていたのですが、

    叶わぬ夢となってしまいました。残念で致し方ありません。

     

    まだまだ先生からはいろんなお話をお聞きしたかったです。

    心よりご冥福をお祈り申し上げます。

    合掌

     

    安保徹.jpg

    NPO法人日本咬合学会で特別講演を終えた安保徹先生と。(2010年)

     

    2.JPG

     

    昨年(2015年10月4日)東京で開催されたプラセンタ講演会で。

    この写真撮影した時はお元気だったのですが、誠に残念です。

     

     

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    2016年6月2日木曜日『疲労の原因はすべて脳にあった!』げなよ!

    • 2016.06.02 Thursday
    • 15:29
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    こんにちは。晴天となった福岡です。
    気温摂氏24度、体感気温表示は摂氏25度です。
    陽の当たる場所は、肌がじりじりと焼けるのを感じます。
    日本の陽射しを怖がっているようでは、
    サウジアラビアで過ごせるのか心配になってきます。
    オゾン化粧品持参で行ってきます。

    さて、面白い記事がありました。
    疲労と自律神経の関係についてまとめられています。

    (以下、参照)


    疲労の原因はすべて脳にあった!
    最新研究からわかった自律神経の矛盾とは…



    ゴールデンウィーク終了後、海の日まで68日間も祝日がないこの時期、疲労もピークに違いない!

    毎日だるい、頭が重い、いくら寝ても疲れがとれない…なんてことに覚えがある人は多いと思うが、実は疲労とは体そのものが疲れているのではなく、脳が疲れていたのだ!

    集英社新書の最新ベストセラー『すべての疲労は脳が原因』の著者・梶本修身(かじもと・おさみ)先生に聞いた。


    ■日常的な疲れは自律神経の防衛本能が原因だった!

    運動後に体に疲れを感じるのは当たり前だ。普通は走る、泳ぐ、踊るなど、動けば体が疲れるため…と考えられるが、「体は疲れていません」と言うのは大阪市立大学病院疲労医学講座特任教授で「東京疲労・睡眠クリニック」の院長でもある疲労のエキスパート・梶本修身先生だ。

    「その疲れは脳が感じているだけなんです。運動をすると心拍数や血圧が上がって、呼吸が速く大きくなり、体温も上がります。この働きを秒単位で制御しているのが自律神経。運動が激しくなると『これ以上、自律神経を酷使するのを避ける』ため『身体が疲れた』と誤解させて無茶をさせないようにする。だから疲労を感じるんです」

    運動で肉体的に疲れていると思いきや、その原因は自律神経。筋肉の疲労を招くのは筋肉を激しく酷使するボクシングやスクワットで、ジョギングなどの一般的有酸素運動では筋肉の疲労にはつながらないという。そして、疲労について日本疲労学会では、こんな風に定義されている。

    【一般的に運動や労力などの身体作業(運動)負荷あるいはデスクワークなどの精神作業負荷を連続して与えられた時にみられる、身体的あるいは精神的パフォーマンス(作業効率)の低下減少】

    運動でもデスクワークでも疲労はすべて同じメカニズムで起こる。実はスマホの普及で増加している眼精疲労も、目ではなく自律神経の疲労だという。

    物を見る時の距離と自律神経は関連性がある。野生の動物を例にとると、ライオンなど動物は狩り=仕事をする交感神経優位な時は目は遠くを見るよう解剖学的に設計されている。遠くを見たほうが獲物を見つけやすいからだ。逆に、赤ちゃんにおっぱいを与えるお母さんのようにリラックスしている副交感神経優位な時は近くを見るよう設計されているという。

    ところが、現代生活において、交感神経優位な仕事モードでパソコンやスマホなど近くを見なくてはいけない状況が生じた。その結果、仕事中、脳は交感神経優位であるにもかかわらず、目に対しては近くを見るために副交感神経の刺激を出さなくてはいけない。この自律神経の矛盾が眼精疲労の正体なのだ。

    そのため、梶本先生は「現代社会は非常に疲れやすい時代といえます」と言うが、一方で疲れについての研究も進み始めていて、疲労の真実や取り除き方などが徐々に明らかになっている。なんと、疲労も数値化できる時代なのだ!


    ■2分で判明! 自分の自律神経年齢と疲労度がわかる

    梶本先生が院長を務める「東京疲労・睡眠クリニック」では、疲労を客観的に検査することができる。その最初の一歩が、心拍と脈拍の変動による交感神経と副交換神経のポテンシャルとバランスを測定する「自律神経疲労度検査」。2分計測するだけで、自身の自律神経年齢と疲労・ストレス度合いががわかるという。

    疲れの原因は脳=自律神経とは前述の通り。自律神経の状態がわかれば、疲労の度合いもおのずと判明するというわけだ。

    そこで今回、常に倦怠感を抱える編集・タケダ(28歳)、年齢とともに日々疲れを感じやすくなったフリーのスタッフ・ニシザワ(42歳)が測定をした。

    結果、まずニシザワは「良好」。自律神経機能は実年齢より+7歳で活動モードに切り替えにくいタイプと出たが、交感神経と副交感神経のバランス、自律神経機能活動は正常だ。

    問題は若いはずのタケダのほうで、判定は「注意」。自律神経機能は42歳相当と+14歳だった!

    「この若さでこの結果は普通ないですね。結果を見ると、自律神経のポテンシャルが低くて、疲れやすいタイプです。周りと同じ負荷でも疲れが残ってしまいやすいし、徹夜をしたら結構キツいはずですよ」

    そんな人がぜひ試したいのが、「東京疲労・睡眠クリニック」でのみ利用可能な「疲労回復CPAP」だ。タケダも早速、この器具を装着してみたが、これは“呼吸を補助して自立神経の負荷を軽減するプログラム”というものを搭載した医療機器とのこと。

    空気を押し込むことで細くなった気道を太くし、呼吸を補助することで息をしやすくするそうだが、呼吸が楽になれば、おのずと呼吸を司る自律神経も楽になり、疲弊の要素がひとつ減るのだとか。

    実際には、タケダ本人に呼吸トラブルを抱えている自覚はなかったが、「すごく楽です」と終わった後は少しだけスッキリした顔をしていた。

    しかしながら、これは「東京疲労・睡眠クリニック」でしか行なわれていない治療。誰もが受けられるわけではない。そこで、次週は日常生活での注意点、一般的に信じられている疲労回復方法の効果を探る!

    (取材・文/渡邉裕美 撮影/五十嵐和博)

    取材協力/梶本修身先生
    医学博士。大阪市立大学病院疲労医学講座特任教授。『東京疲労・睡眠クリニック』院長。2003年より産官学連携「疲労定量化及び抗う疲労食薬開発プロジェクト」の統括責任者。

    「東京疲労・睡眠クリニック」
    住所:東京都港区新橋1-15−7 新橋NFビル3F 電話:03―3504―0555(完全予約制)
    http://xn--pcka3d5a7lx98rugzc.com/

    (引用ここまで)

    自律神経を整える呼吸法が様々な書物や雑誌で紹介されています。
    でれも実践することで自律神経のバランスが整ってくるのを感じます。

    かみ合わせを(アゴの位置)を是正することでも自律神経を整えることができます。
    かみ合わせを正しくするだけで、疲労から解放され呼吸も楽になるのです。
    7月9日、10日に函館でNPO法人日本咬合学会学術大会が開催されます。
    今回の学術大会でもかみ合わせを是正(顎位是正)の重要性と
    咀嚼運動解析等の会員発表が予定されています。

    僕も発表予定です。

    自律神経を整え、本日も笑顔で朗らかに過ごしていきましょう!


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    一口に免疫って言うけど:その2:獲得免疫

    • 2016.01.25 Monday
    • 20:06
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    最低気温の日の診療は通常より2時間早めに終了とさせていただきました。
    明日は久留米までお出かけなのですが、
    九州自動車道は通行止め。明日朝には解除されればと願っております。
    なぜかというと、満員電車が苦手なのです・・・・・。
    自宅から地下鉄で西鉄薬院駅までと、薬院から久留米までの電車移動・・・・。
    考えただけで吐きそうです・・・・。
    どうか通行止めが解除されますように!

    さて、土曜日にアップした『
    感染防御システムとしての免疫』の続きです。

    前回は自然免疫と呼ばれる細菌など微生物(異物)が皮膚や粘膜に付着した際に
    機能する免疫システムについてまとめました。

    自然免疫を簡単に図で表すと下図のようになります。

    スライド3.JPG


    好中球(顆粒球)やNK細胞だけで除去できればこれから先に進むことはないのですが、
    生体に新規侵入してきた微生物の病原性が強く、除去できない場合は、
    樹状細胞が提示したモンタージュ写真(手配書)を参照し、
    次の免疫系が機能しだす仕組みになっています。

    この免疫システムを『獲得免疫』と呼びます。

    スライド4.JPG
    大部分の微生物は好中球(顆粒球)やNK細胞などの食細胞を中心とした
    自然免疫で駆除できるのですが、病原性の強い微生物は
    非特異的防御バリアーをエスケープする機構があり、
    組織に定着し増殖を始め、血管やリンパ管を通じて全身に広がっていきます。

    このような微生物の場合には、より強力な免疫システムが必要となり、
    『獲得免疫』が担います。
    まぁ、一般的に『免疫』と言われているのはこのシステムになります。

    獲得免疫を模式した図中の『抗原提示細胞』とは、
    樹状細胞(dendritic cell:DC)のことで、皮膚ではランゲルハンス細胞などがあります。
    抗原提示細胞としては他にも、マクロファージ(単球)と呼ばれる細胞もあります。
    マクロファージは単細胞生物の名残を多く持った細胞で、
    アドレナリン受容体、アセチルコリン受容体両方を有しています。

    これら『抗原提示細胞』は、微生物を細胞内に取り込み、その一部分を
    自分の細胞表面に提示しリンパ球、特にTリンパ球にその情報を伝達するのです。

    前回も書きましたが、指名手配犯の顔写真(手配書)を
    全国の警察署に配布し、さらに駅など公共の掲示板に提示するとイメージしてください。

    この手配書を受け取ったTリンパ球を抗原刺激を受けた、
    いわゆる『感作』したT細胞=『感作T細胞』ということになります。

    さて、この樹状細胞など抗原提示細胞からT細胞が手配書を受け取る場所は、
    『リンパ組織』となります。
    抗原提示細胞は輸入リンパ管を通ってリンパ節に入り、
    T細胞に手配書を配布(抗原提示)し活性化(感作T細胞)へと成長するのです。
    また血液中に侵入した微生物を駆除するのは、脾臓で、
    脾臓でも手配書の配布(抗原提示)がなされ感作T細胞が産生されるのです。

    口腔内での感染は、通常自然免疫だけで事足ります。
    歯茎から膿が出るのは自然免疫の結果なのです。
    好中球(顆粒球)やマクロファージが戦った残骸が『膿』なのです。

    その状態を放置し不規則な生活が続くと、リンパ節が腫れてきます。
    病原性微生物が増殖し、獲得免疫システムが機能しだした結果なのです。

    歯茎が腫れ痛んだが痛みが無くなった=治った
    ではなく、より深刻な病態へと進行していることをご理解ください。

    さて、サイトカイン(細胞間情報伝達物質)から続きは次回に!

    今宵も厳しい寒さの夜となりそうです。
    焼酎のお湯割りで身体温め、仕上げにホットミネラルウォータで、
    身体に潤いを与えます!

    それではみなさまお疲れさまでしたぁ〜

    国家試験等、受験性諸君!
    諸兄らの興廃はこの一戦にあり!
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    ひろた歯科通信前回の記事は→http://hirotashika.jugem.jp/?eid=6713

     
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    一口に免疫って言うけど:その1:感染防御システムとしての免疫

    • 2016.01.23 Saturday
    • 16:46
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    土曜日の診療も無事におえることができました。
    記録的な寒波襲来とのことで、空気がだんだん冷たくなってきました。
    外で喫煙すると冷たいというより『痛い』と感じます。
    今宵はどこまで気温下がるのか楽しみです。

    さて、昨日は免疫力をアップする食材について紹介しました。
    (昨日の記事はコチラをクリック→
    http://hirotashika.jugem.jp/?eid=6710

    で、免疫ってどのようなメカニズムなの?と尋ねられることがあります。
    歯科医師、歯科衛生士の国家試験には必ず免疫に関する問題が出されます。

    そこで、免疫に関して記事にしたいと思います。

    免疫は、外部から生体に侵入してきた細菌や異物(毒など)を取り除く系と、
    体内で産生された異物(がん細胞やウイルス感染細胞)を除去する系と、
    大きく2つの流れがあると思ってください。
    以前、ひろた歯科通信でも記事にしました、
    『生物学的二進法』という概念です。
    (生物学的二進法についてはコチラをクリック→
    http://hirotashika.jugem.jp/?eid=5848

    今回は感染防御(外来から侵入してきた微生物を駆除)についてまとめます。

    まず、感染とは、微生物が生体に付着し生体内で増殖・定着(住み着く)一連の流れを意味し、
    微生物が定着して住み着いてしまうまでが感染なのです。
    微生物が付着した状態を感染とは言わず、汚染といいます。
    住み着いた(定着した)微生物により病気になる(発症する)と感染症と呼ばれます。

    感染防御システムとしての免疫には、自然と備わっている『自然免疫』と、
    微生物や微生物分解成分による刺激を受けて機能しだす『獲得免疫』の
    2通りがあります。

    自然免疫を簡単に図で表すと下図のようになります。


    スライド3.JPG

    皮膚や粘膜に付着した状態の微生物(図では細菌)を駆除し、それ以上増殖させないための
    メカニズムが『自然免疫」と言われるシステムです。

    上図図中にある『皮膚表面や粘液中の生物学的バリアー』とは、
    ヒトの正常皮膚や腸管粘膜表面には無数の細菌が生息しています。
    これを『常在細菌』といいます。
    現代で表現すると『マイクロバイオーム』です。
    これら常在細菌の働きによって外部から新たに侵入してきた細菌を駆除してくれます。
    皮膚では常在細菌が産生したリパーゼが皮脂を分解し脂肪酸にすることで、
    病原微生物の増殖を抑え込みます。
    また膣では乳酸桿菌(デーデルライン桿菌)が乳酸を産生することで、
    病原微生物の増殖を抑制しているのです。
    腸内でもバクテリオシンなどの抗生物質様産物により、
    新規侵入微生物の増殖を抑制してくれています。

    ですので、『ピロリ菌を駆除するために抗生剤を服用』などの
    『除菌療法』は、これら常在細菌をも減少(除菌)させますので、
    注意が必要なのです。

    次に『皮膚・粘膜の機械的バリアー』について。

    ヒトの皮膚・粘膜は『重層扁平上皮』と呼ばれ、
    扁平した細胞が何層も折り重なって形成されています。
    この扁平となった細胞が剥がれ落ちることで、付着した微生物を排除します。
    さらに肺などの呼吸器系の上皮は線毛運動しており、
    粘液とともに微生物を外に排除しています。

    本当、ヒトの体ってよくできています。関心してしまいます。

    さらに続けます。

    次は『体液中の非特異的防御因子』です。

    体液(唾液、汗、涙)中にはリゾチームと呼ばれる酵素が存在します。
    これは細菌の細胞壁を破壊してくれます。
    他にもいくつか抗菌性を示す成分が存在し、
    新規侵入微生物の増殖を阻止しています。

    これら幾十にも張り巡らされたバリアーを通過してきた微生物に対し、
    今度はヒトの細胞が働きだします。
    いわゆる『免疫担当細胞』と呼ばれる白血球の一員です。
    好中球(顆粒球)やマクロファージ(樹状細胞)、ナチュラルキラー(NK)細胞は、
    新規侵入した微生物を片っ端から貪食して処理をしていきます。

    好中球は細胞内に取り込んだ(貪食した)微生物を活性酸素を使って分解し、排出します。
    マクロファージなど樹状細胞は貪食した微生物の一部分を自分の細胞表面に提示し、
    他の免疫に係る細胞、特にリンパ球系の細胞に知らせます。
    この樹状細胞の機能は、指名手配された犯人の顔写真を
    全国の警察組織に配布するの同じだと思ってください。
    樹状細胞表面に犯人のモンタージュ写真を提示し、
    Tリンパ球などに手配書として配るのです。

    微生物が付着してから時系列で免疫の作用を見ていくと、
    こんな感じになります。

    好中球(顆粒球)やNK細胞だけで除去できればこれから先に進むことはないのですが、
    生体内に新規参入してきた微生物の病原性が強く、除去できない場合は、
    樹状細胞が提示した手配書にしたがい、次の免疫系が機能しだす仕組みになっています。

    それを『獲得免疫』と呼びます。

    スライド4.JPG

    続きは次回ということで・・・・・。

    続き記事はコチラをクリック→その2:獲得免疫

    さ、強烈な寒波襲来です!
    どこまで冷え込むか楽しみです!
    明日は自宅でゆっくり読書します!
    今宵は寒波襲来ですが、街に繰り出します!
    では、みなさま良い週末をお過ごしください!!
    1週間、お疲れさまでした!

    国家試験等、受験性諸君!
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    2016年7月15日追記:
    かみ合わせ(丸山咬合医療)で免疫力が高まる理由が解明されました。
    詳しくは→かみ合わせを改善すると免疫力が高まる←クリック!

    ひろた歯科通信関連記事は↓↓をクリック

    マイクロバイオーム→http://hirotashika.jugem.jp/?eid=6380

     
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